2019年3月12日(火)19:00より、小牧商工会議所会館4階大会議室において、「LINK by SMILING ~青年会議所のまちづくりとは~」と題し、まちづくり委員会の設営にて、一般社団法人小牧青年会議所2019年3月度例会を開催いたしました。
司会を務める土屋副委員長
開会セレモニー時の長内君、熊谷君、伊藤君
佐藤理事長の挨拶の後、まちづくり委員会の丸川委員長から、まちづくり委員会では、「LINK by SMILING」を年間の活動テーマに、人と人とのつながりが笑顔を生み、笑顔になった人々が更なるつながりを生みだすという好循環を生み出すため、一般社団法人小牧青年会議所が、地域の「つなぎ役」となるべく運動を展開していきたいという方針の説明があり、運動を展開していくにあたって、他の市民活動団体や行政を巻き込んで様々な事業を展開してきた先輩方の歩みに学び、青年会議所の強みや特性を踏まえた上で、地域をつなげるJAYCEEへ成長してもらいたいという目的で本例会を開催した旨説明がありました。
以上のような趣旨・目的を達成するため、本例会では、一般社団法人小牧青年会議所OBであり、特定非営利活動法人こまき市民活動ネットワークの代表理事として活動されている、秦野利基先輩を講師にお招きして、秦野先輩から、これまでの小牧青年会議所の変遷や青年会議所という団体の特性、特定非営利活動法人こまき市民ネットワークの設立の経緯、地域において青年会議所に求められる役割は何かといった事柄についてご講演をいただきました。
本例会の講師を引き受けてくださった秦野先輩
講演では、青年会議所は特定の社会課題に特化した団体ではなく、専門知識を有しているわけでもないため、そうした特性を持つ市民活動団体に比べると単独でできることに限度があること、その一方で多様な価値観を持った青年が集まってできている会議体であるところの青年会議所には、他の市民活動団体の意見に耳を傾け、それを別の市民活動団体や行政に伝え、一つの団体が単独で実施するのは困難な規模や内容の運動を展開する場をつくるという意味で地域のつなぎ役となる素養があること、地域の人と人とをつなぎ、目標を共有し、社会をよりよくするための運動を展開することはSDG’sが掲げる目標とも関連することであり、小牧青年会議所には、小牧における市民のパートナーシップを構築する起点となるような役割を果たすことを期待したいといった趣旨のお話をお聞かせいただきました。
秦野先輩のご講演に続いて、丸川委員長をコーディネーターとして、秦野先輩と佐藤理事長の対談が行われました。
対談では、会員拡大に関する事項や、青年会議所とはどういう団体なのか、青年会議所が行う事業・運動とはどういったものか、SDG’sに関する事項、青年会議所としての活動をするなかでどのような経緯から特定非営利活動法人こまき市民活動ネットワークを設立するに至ったのか等について、お話を聞かせていただきました。
対談の後、秦野先輩から現役メンバーに対して一言いただいた後、本日の例会の内容に関して、現役メンバーから質問をさせていただきました。
質問をする岡田君、小谷君、吉戸君
講演終了後、三輪副理事長から謝辞を述べ、お礼の品をお渡ししました。
秦野先輩におかれましては、本例会の講師をお引き受けくださり、ありがとうございました。また、例会後の懇親会にもお付き合いいただき、ありがとうございます。
最後に、3月度例会をご設営頂きました、三輪副理事長、丸川委員長をはじめとする、まちづくり委員会の皆様、お疲れ様でした。
担当委員会より、例会を終えてひとこと(まちづくり委員会委員長 丸川翼君)
本年度まちづくり委員会委員長の職を拝命し、「青年会議所らしいまちづくり」「青年会議所にしかできないまちづくり」とは何かを考え、他の市民活動団体がどのような活動をされているのか調べていくうち、他の団体にはできない、あるいは他の団体ではやっていないことというのがなかなか見つからず、青年会議所らしさって一体何なんだと悩むようになり、ひとりで考えても考えても、悩みは晴れませんでした。そのような状況のなか、秦野先輩にお願いをして、青年会議所らしいまちづくりとは何かについてお話を聞かせていただき、地域のつなぎ役としての青年会議所モデルを教えていただいたときに、「青年会議所らしさ」について、自分のなかで一つの答えにたどり着くことができました。本例会を通じて、一般社団法人小牧青年会議所メンバー間で地域のつなぎ役としての青年会議所モデルを共有することができたと思います。今後は、本例会で得た学びを活かして、小牧を、市民の笑顔で溢れ、市民の笑顔が更なるつながりを生むことができるまちへ変革するため、まちづくり運動に邁進して参ります。