2014年3月30日(日)
2014年3月度例会~小牧山の魅力 再発見「いいね!小牧」~
が開催されました。
まちづくり委員会が担当する本例会は、小牧市のランドマークである小牧山の魅力を再発見するべく、現地にて実際に足を運び、まだ知られていない小牧山の歴史や知識を身につけようというものです。
当日はあいにくの天気でしたが、多くのメンバーが参加して活気ある例会となりました。
理事長挨拶に続き、まちづくり委員会平石委員長による趣旨説明が行われました。
まちづくり委員会熊谷委員による事前説明。
本例会の為に、講師として愛知県小牧市教育委員会文化振興課埋蔵文化財担当の専門職員の小野友記子様をお招きしました。
小野様は、埋蔵文化財の発掘調査を担当されています。小牧山にまつわる様々な歴史的事実や史跡の数々をご説明頂きました。
説明の後、実際に小牧山を登り、発掘調査の現地説明会が行われました。今まで何気なく通り過ぎていた小牧山の山道の中に、様々な史跡が眠っていました。
山城を守る堀の跡がそのまま残っています。
石垣の跡も発掘調査により次々と発見されています。
資料館には、新たに織田信長が築いたとされる小牧山城の詳細な模型が展示されていました。(通常撮影は出来ない所です。)
まとめとして、小牧山を活用したまちづくりを考える時間を設けました。小牧山は信長、秀吉、家康の3英傑が皆関わりのあるという全国的にも珍しい史跡である事、日本の城のルーツであること、また城下町の原型が作られた場所である事、戦国武将たちが若き時を過ごした場所であるというアピールポイントを学びました。
多くの学びを経て、小牧山への愛着が一層増した例会となりました。続く6月、9月の事業に向けて小牧のまちづくりを考えるとても良い例会になったと感じています。