2019年7月14日(日)、磐田市民文化会館(静岡県磐田市二之宮東3-2)において、公益社団法人日本青年会議所東海地区協議会が主催する東海フォーラム2019が開催されました。
東海フォーラムは公益社団法人日本青年会議所東海地区協議会の運動発信の場であり、各種フォーラムが開催されるほか、東海地区協議会が展開する事業についての報告等が行われます。
フードトラックが多数出店し、お祭りのような雰囲気
2019年5月30日(木)に行われた尾張東6JC2019年度合同事業でもテーマとして扱われた、SDGsに関するブースも設けられていました。
屋内にも東海地区協議会の事業に関する展示物が多数設置されており、2019年度東海地区協議会の活動内容がコンパクトにまとめられていました。
午後1時からは、「ActiveCirizenフォーラム SctiveCitizenが織り成す次代の東海」と題するメインフォーラムが開催されました。
開場直後の様子。続々と聴衆が集まってきます。
メインフォーラムは、橋本徹氏による基調講演を内容とする第一部、橋本徹氏と小林剛也氏のクロストークを内容とする第二部、本年度からの新たな取り組みである東海アカデミー会議に所属する東海アカデミー生4名によるパネルディスカッションの第三部で構成され、第一部ではアイディアを実行に移すために必要なことは何か、第二部では地域産業の現状と課題、それを解決するための新たな「付加価値」の創造、第三部では事業を構築する際に役立つ「アクティブ・シティズン・フレームワーク」という発想法について話を聞くことができました。
第一部と第二部については、写真撮影は禁止とのことでした・・・
第一部の基調講演では、橋本徹氏から、ご自身の経験談や時事問題に触れつつ、何かを変えるためには、「いいアイディア」があるだけでは不十分であり、それを実行に移さなければならないこと、そしてそのためには「アイディア」の具体化、「決定することのできる」組織作り、組織のメンバーの「意識」の変革という3つのことが必要であるといったことをお話いただきました。
また第二部では、橋本徹氏と小林剛也氏によるクロストークにおいて、イベントでの使用が禁止されていた大阪城公園でモトクロス大会を開催した事例等を例に、全く新しいものを生み出すという方法以外にも、既にある資源や技術・ノウハウ等を、これまでとは別の見方でとらえることによって新たな価値を付加し、地域や産業を活性化させられること、そして一度新たな付加価値を与える「アイディア」を現実のものとすることができれば、前例や慣習に囚われていた人々の意識が変わり、今度はその人々自身が自主的に新たな「付加価値」を生み出していく流れが生まれ、それが地域の抱える課題の解決にもつながっていくといった趣旨のお話を聞かせていただきました。
続く第三部では、第二部でお話をされた小林剛也氏がコーディネーターとなり、4名の東海アカデミー生によるパネルディスカッションを通じて「アクティブ・シティズン・フレームワーク」という発想法について紹介がありました。
メインフォーラム終了後、式典が開催されました。
式典では、来訪JC紹介にて、田島亜子君が紹介されました。
その後、2019年度の東海地区協議会の事業報告、直前会長への感謝状贈呈、2020年度会長候補者の紹介等が行われました。
一般社団法人小牧青年会議所からも、4名の一般乗船者、1名のJC団員が参加した第46回JC青年の船「とうかい号」に関する事業報告の様子
その他の事業報告の様子
直前会長への感謝状贈呈の様子
次年度の東海地区協議会会長候補者紹介及び会長候補者挨拶、第47回JC青年の船「とうかい号」事務局主管LOMの紹介の様子
東海フォーラム2019をもって2019年度の東海地区協議会の運動は区切りを迎えました。
一般社団法人小牧青年会議所では東海地区協議会の展開する運動を通じて学んだことを活かし、今後のまちづくり運動に邁進して参ります。
最後に、ご設営いただきました吉田専務、小池副委員長をはじめとする渉外委員会の皆様、ありがとうございました。