2019年8月17日(土)から18日(日)にかけて、サマーキャンプin大平宿と題し、青少年育成委員会の設営にて、2019年度8月度委員会事業を開催しました。
本ページでは、8月17日(土)の様子を中心に事業内容をご報告します。
また、本事業の開催にあたり、次の各企業様よりご寄付をいただいておりますので、ご紹介させていただきます(50音順)。
- 稲葉司法書士事務所 様
- 彩屋 様
- 岡田商事 様
- 加藤工業株式会社 様
- 株式会社いろは 様
- 株式会社ウエヤマ技研 様
- 株式会社エポック 様
- 株式会社かな和 様
- 株式会社サトー 様
- 株式会社三喜工務店 様
- 株式会社田中建設 様
- 株式会社中根石工造園 様
- 株式会社中モールド 様
- 株式会社vivid 様
- 株式会社尾北菱建材 様
- 株式会社堀の内地所 様
- 菊寿司 様
- 小牧金属株式会社 様
- SouLife株式会社 様
- 名東電産株式会社 様
- ほっかほっか亭 小牧インター東店 様
- 箕浦工業株式会社 様
- 有限会社エフプランニング 様
- 有限会社社本建材 様
- 有限会社富田文溪堂 様
- 有限会社野田造園 様
- 有限会社平石アルミ 様
- 渡邉哲基税理士事務所 様
8月度委員会事業では、普段の生活のなかではできない経験をすることを通して子どもたちの心の豊かにするとともに、経験を共にした子どもたち同士が互いを認め合い、人を思いやる心の大切さに気付くことができるようになることを目的に、小牧市内の小学校高学年の子どもたちを対象に、長野県飯田市にある廃村「大平宿」での宿泊を伴うキャンプ事業を実施しました。
同事業は、宿泊を伴うものであることや、一定の荷物が必要になること等から、事業が開催される約2週間前に、事業に参加する子どもたちと保護者の方に向けて事前説明会を行いました。
事前説明会の様子。子どもたちは、キャンプで一緒に活動するグループの仲間たちと顔を合わせ、グループ内での役割分担を決めるとともに、キャンプ事業中に行われる「村長選挙」の説明を受けました。
事前説明会から約2週間後、8月委員会事業の本番当日を迎えました。初日の8月17日(土)は、小牧市中部公民館にて、結団式を行いました。
佐藤理事長から主催者挨拶として、台風が接近していたため、事業の開催が危ぶまれるような状況ではあったものの、参加される子どもたちの日頃の行いがよかったのか、台風は過ぎ去り、天候にも恵まれて、無事事業を開催することができたことについて触れ、子どもたちに対しては夏休みの宿題も大事だけれど、この2日間は宿題のことは頭の片隅に追いやって、皆で協力して、全力でキャンプを楽しんで欲しい旨を伝えました。
また、保護者の皆様に対しては、宿泊を伴う本事業に快くお子様を送り出していただいたことについて感謝の言葉を述べるとともに、キャンプから帰ってきた頃には、子どもたちが大きく成長した姿を見ていただけるよう、一般社団法人小牧青年会議所会員一同で子どもたちのサポートをしていく旨をお伝えしました。
理事長挨拶に続き、青少年育成委員会の中山委員長から、本事業の趣旨説明として、本年の青少年育成委員会では子どもの「自己肯定意識」をテーマとして活動していること、青少年育成委員会の考える「自己肯定意識」とは自分を大切にする心のことであり、子どもたちには、普段とは違う環境のなかで、普段会うことのない仲間たちとともに、一人ひとりが自分の役割を果たすことを通して「自己肯定意識」を育むとともに、仲間と協力し、ときにぶつかりながらも課題に挑戦することを通してお互いに認め合い、人を思いやるということを学んでいただくため、本事業を開催させていただいた旨説明がありました。
また、保護者の皆様に対しては、お子様を送り出していただいたことに感謝の言葉を述べるとともに、本事業を通じて子どもたちが大きく成長することのできる機会となるよう、青少年育成委員会も全力で事業を運営させていただく旨をお伝えしました。
その後、参加者する子どもたちの代表者から、本事業に向けての意気込みについて一言いただいて結団式を閉会し、大平宿に向けて出発することとなりました。
2台のバスに分乗し、「大平宿」へ
大平宿に到着後、廃校となった学校の校舎に集合し、1日目の日程について説明を受ける子どもたち。
説明が終わり、グループ活動の拠点となる各宿へ移動します。
宿に到着後、簡単な掃除をして、お弁当を食べて一息つきます。
一息ついたら、午後からの「村長選挙」のため、再び校舎へ向かいます。
午後からは、子どもたちに民主主義について理解を深めてもらうとともに、この2日間のキャンプ事業を有意義に過ごすため、5つのグループに分かれて2日間のキャンプを楽しく過ごすためにはどんなことが大事で、どうしたらいいかについて議論をしてもらい、議論の成果を発表しあい、最も賛同を得たグループのリーダーを「村長」として選出するという、「村長選挙」を実施しました。
グループワークの様子。まずは、皆で意見を出し合います。
話し合いでグループの意見がまとまったら、皆でB紙にグループとしての意見を書き込み、発表の準備をします。
全グループが発表準備を終えたところで、各グループによる発表がはじまります。
各グループの発表が終わり、子どもたちによる投票が行われた結果、Bグループが最も賛同を得て、Bグループのリーダーが、本事業での「村長」に任命されました。
村長に任命された、Bグループのリーダー。
村長選挙後は、夜のキャンプファイヤーでの出し物の練習をします。各グループ、懸命に準備を進めています。
練習の合間に、ちょっと一息・・・
練習が終わったら、夕食とお風呂の準備をします。各グループで、食材と、燃料の薪を受け取り、宿に戻って火おこしからはじめます。
ご飯は、いろりとかまどで作ります。見慣れない設備に苦戦しながら、夕食の準備を進めていきます。
夕食の準備と並行して、お風呂の準備もします。お風呂も、薪で沸かします。
悪戦苦闘の末、各グループとも食事が完成し、キャンプファイヤーの前に腹ごしらえです。
夕食が終わり、キャンプファイヤーが始まります。
村長による点火式の様子
無事点火できました。子どもたちの元気と比例するように、炎がメラメラと燃え盛っています。
点火式も済んだところで、各グループによる出し物に移ります。出し物をする順番をくじ引きで決めています。
出し物の様子。全グループが順番に、歌に合わせてダンスを披露します。
火を囲んで踊るグループもあれば、密集して踊るグループも
小道具を使グループもありました。
全グループの出し物が無事終わり、キャンプファイヤーは終了しました。
長かった一日目が終わり、子どもたちは今日一日の振り返りをしたら、それぞれ眠ることになる宿へ移動し、寝袋で眠りにつきます。
振り返りの様子。今日一日のよかったこと、大変だったこと、学んだことを振り返り、明日の行動目標を決めます。
振り返りが終わったら、宿泊先の宿へ速やかに移動します。
22:00には消灯し、1日目の日程は終了しました。
続く2日目の様子は、別のページで紹介させていただきます。