2019年8月17日(土)から18日(日)にかけて、サマーキャンプin大平宿と題し、青少年育成委員会の設営にて、2019年度8月度委員会事業を開催しました。
本ページでは、8月18日(日)の様子を中心に事業内容をご報告します。
また、本事業の開催にあたり、次の各企業様よりご寄付をいただいておりますので、ご紹介させていただきます(50音順)。
- 稲葉司法書士事務所 様
- 彩屋 様
- 岡田商事 様
- 加藤工業株式会社 様
- 株式会社いろは 様
- 株式会社ウエヤマ技研 様
- 株式会社エポック 様
- 株式会社かな和 様
- 株式会社サトー 様
- 株式会社三喜工務店 様
- 株式会社田中建設 様
- 株式会社中根石工造園 様
- 株式会社中モールド 様
- 株式会社vivid 様
- 株式会社尾北菱建材 様
- 株式会社堀の内地所 様
- 菊寿司 様
- 小牧金属株式会社 様
- SouLife株式会社 様
- 名東電産株式会社 様
- ほっかほっか亭 小牧インター東店 様
- 箕浦工業株式会社 様
- 有限会社エフプランニング 様
- 有限会社社本建材 様
- 有限会社富田文溪堂 様
- 有限会社野田造園 様
- 有限会社平石アルミ 様
- 渡邉哲基税理士事務所 様
子どもたちは午前7:00に起床し、7:30からは朝の集いを行うため、グラウンドに集合します。
朝の集いでのラジオ体操の様子。今日も怪我なく過ごせるよう、しっかり体をほぐします。
ラジオ体操が終わり、村長の挨拶で、本キャンプ事業最後の1日がスタートします。
朝の集いが終わったら、朝食の時間です。食パンとキャベツとソーセージで、「カートンドッグ」を作ります。パンを包んでいるアルミホイルの入った牛乳パックが自然に燃え尽きるまで待ちます。
朝食が済んだら、荷物の片付けと、宿の掃除を行います。
片付けと掃除が終わったグループは、しばらく自由行動です。
おじさんもこっそり水遊び・・・
最後に、校舎横に設置されているバーベキュー場に移動し、グループごとに火を起こして、バーベキューです。
昨日のかまど、いろりとはまた勝手が違うバーベキュー場での火おこし。昨日の体験を活かし、うまく火をつけられるかな・・・
火がついたら、肉と野菜を焼いていきます。一日目の成果か、みんな手際よく、役割分担をして準備を進めていきます。
子どもたちに負けじと、おじさんたちもがんばります。
昼食が終わったら、すいか割りをします。皆で声をかけて、目隠しをしている子をすいかへと誘導します。
おしいけどあたらないときもあれば・・・
スイカにジャストミート!した子も・・・
うまくあたりすぎてスイカを粉砕してしまった子も・・・
割ったスイカは、皆でおいしくいただきました。
大平宿での全行程を終えて記念撮影。初日よりも、子どもたちの表情は明るく、参加した子どもたちには一体感を感じます。
バスに揺られて、小牧商工会議所会館へ戻ってきた子どもたち。さすがに、表情に疲れの色が見えます。
最後の気合を振り絞り、この2日間を振り返って、それぞれよかったことや自分ができたこと、できなかったこと、他の人との関わり方や、取り組み方はどうだったかを言葉にして、この2日間での学びを深めていきます。
2日間の振り返りを終えて、最後の解団式がはじまります。
解団式では、村長から、この2日間のキャンプ事業の感想として、1日目に出発するときと比べて子どもたちの間での会話も増え、このキャンプに来るまで知らなかった子どもたちとの間でも協力し合っていろんなことに取り組めるようになっていくのが目に見えて分かるくらいで、とてもよい2日間だったと思う旨のお話がありました。
村長が感想を話した後、担当副理事長である丹野雄介君より、保護者の方々へ2日間にわたるキャンプ事業に子どもたちを快く送り出していただいたことに感謝の言葉を述べるとともに、一般社団法人小牧青年会議所では、単に楽しく遊ぶだけでなく、青少年に成長する機会を提供するために様々な事業を行っていることに触れ、参加してくれた子どもたちが本キャンプ事業では普段経験することのできないことを体験してもらうことを通して、最初は難しかったかもしれないけれど、このキャンプに参加するまで知らなかった子どもたちとも協力して、食事の準備や、キャンプファイヤーでの出し物などに楽しんで取り組むことができていた様子や、2日目には誰に言われるでもなく仲間の子どもたちや引率役の大人たちと協力していこうという姿勢を持つことができていたのをみて、本事業は子どもたちの心に何かを残すことができたのではないかと感じている旨述べて本事業の総括をし、最後に2日間の長期間にわたって本事業に参加して、一生懸命取り組んでくれた子どもたちに感謝の言葉を述べました。
最後に、吉戸理事から閉会宣言があり、本事業は終了いたしました。
参加してくださった子どもたち、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
また、本事業の趣旨にご賛同いただき、ご寄付をいただいた企業の皆様のおかげで、本事業を無事開催することができました。誠に、ありがとうございました。
最後に、8月委員会事業をご設営頂きました丹野副理事長、中山委員長をはじめとする、青少年育成委員会の皆様、事前説明会から2日間にわたるキャンプ事業まで、本当にお疲れ様でした。
担当委員会より例会を終えてひとこと(青少年育成委員会委員長中山麻美君)
本年度の青少年育成委員会では、子どもたちの自己肯定意識の醸成をテーマに、4月度例会では一般社団法人小牧青年会議所メンバーに向けて現代を取り巻く子どもたちの状況や、自己肯定意識を育むためには子どもたちとどう接したらよいかについてセミナーを行い、6月度例会では子どもたちが様々なプログラムに楽しみながら取り組むことで自己肯定意識を持ってもらえるよう、体を動かしたり、頭を働かせて課題に挑むことができるような事業を開催しました。
本事業では、普段の生活のなかではできない経験を通して子どもたち一人ひとりの「自己肯定意識」を育むとともに、「自己肯定意識」が独りよがりなものとなってしまわぬよう、子どもたちが互いに協力して課題に挑むことを通して、互いを認め合い、自分だけでなく、他人も同じように大切に思うことができるようになってもらうことを目的としていました。
本事業が始まったばかりの頃は、子どもたち同士の会話も少なく、知っている子同士で固まっているような印象もありましたが、村長選挙やキャンプファイヤーでの出し物の練習、夕食の準備等をグループみんなで行っていく中で、誰か一人に押し付けたり、のけ者にしたりすることなく、自然とみんなで役割分担をすることができるようになり、2日目には大人たちが声をかけなくても子ども同士で声を掛け合って行動することができていたのを見て、この事業の目的も少しは達成できたかなと感じました。
本年度の青少年育成委員会の事業は本事業が最後となりますが、本事業についてきちんと決算を行い、一般社団法人小牧青年会議所が、小牧市の未来を担う青少年にとってよりよい事業を展開していくための一助となるよう、本年度、青少年の育成を担う委員会としての役割を果たして参ります。
最後に、未熟な委員長を支えてくれた委員会メンバー、匙を投げることなく指導してくれた丹野副理事長、本当にありがとうございました。
担当委員会より例会を終えてひとこと(担当副理事長丹野雄介君)
中山委員長は、本年度はじめて委員長を務めることとなり、一般社団法人小牧青年会議所として事業を構築するうえでどういったことに気をつけないといけないのか、どういったことが大切なのかについては、右も左も分からない状態でしたが、想いは人一倍強かったので、私をはじめ、周囲の言葉がうまく響かず、4月度例会から本事業に至るまでの間に何度も衝突し、もう自分のやりたいようにやらせて痛い目を見ないと分からないのではないかと、匙を投げたくなったときもありました。
しかし、悩みながら、委員会メンバーに支えられながら、一生懸命に自分の想いを形にしようとする中山委員長の姿を見て、指導役である自分が投げ出すわけにはいかないと思い、今日に至るまで、中山委員長をはじめとする青少年育成委員会メンバーに寄り添い、指導を続けてきました。
本事業は、本年度の青少年育成委員会の集大成となる事業であり、細かい部分でいえば準備が十分でなかった部分もありますが、それでも子どもたちが自ら進んで他人と協力しようという姿勢を持つことができたのは、中山委員長と青少年育成委員会メンバーの強い想いがあったればこそかなと感じています。
指導役として人を導いていくことの難しさを感じた本年度ではありますが、人はいずれ人を指導する立場になっていかなければなりません。本年度の私の指導がよかったのか自信はありませんが、本年度の経験が中山委員長をはじめとする青少年育成委員会のメンバーの成長につながり、ゆくゆくは自分達よりも若い世代を指導する立場になったとき、どんな形でもいいのでこの経験を活かしてもらえたらいいなと思います。
最後に、本年度の青少年育成委員会の事業にご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。