第46回JC青年の船「とうかい号」帰港式

2019年6月8日(土)15:00頃より、第46回JC青年の船「とうかい号」の帰港式が行われました。

6月2日(日)に台北を目指して出航し、約1週間にわたる研修を終えて帰ってきた「とうかい号」を多くのメンバーでお出迎えしました。

また、6月5日(水)に「とうかい号」が台北に寄港した際には、佐藤理事長をはじめ、三輪副理事長、吉田専務、熊谷理事、山影委員長が台北の地にて「とうかい号」の乗船者を激励しました。

寄港地での様子。皆様元気そうでなによりです。

6月8日(土)15:30頃から乗船者の下船が始まりました。

下船後、4名の一般乗船者と蛯原副理事長もお出迎えに来たメンバーと合流し、佐藤理事長からの労いの言葉のあと、一言ずつ「とうかい号」の感想をいただきました。

一般乗船者の苅谷さん、川淵さん、五十畑さん、出田さん、JC団員として乗船された蛯原副理事長、本当にお疲れ様でした。

7日間の洋上研修を通じて感じられたこと、学ばれたことが、一般乗船者の皆様の今後の生活や仕事をよりよいものへ変化させるきっかけとなることを祈念しております。

最後に、4月29日(月)の結団式からLOM壮行会、出航式、寄港地お出迎え、帰港式まで長期間にわたりご設営頂きました吉田専務、山影委員長をはじめとする渉外委員会の皆様、お疲れ様でした。

乗船者からのひとこと ~航海を終えて~

JC団員蛯原副理事長

これまでも渉外委員会委員長、専務理事として「とうかい号」の事業には何度か関わってきましたが、今回の第46船で、JC団員としてはじめて「とうかい号」に乗船しました。「とうかい号」についてはある程度知識がありましたが、乗船してみると、乗船しなければ分からなかったことがいっぱいで、非常に有意義な経験をすることができました。「とうかい号」への乗船を経て学んだことや「とうかい号」のよさを、一般社団法人小牧青年会議所メンバーをはじめとする多くの人々に伝えていきたいとは思いますが、「とうかい号」には、言葉では伝わりきらない、乗船した人でなければ分からない何かがあるので、JCメンバーには、是非とも「とうかい号」に乗船してほしいと思います。

一般乗船者苅谷さん

乗船経験者の方からは、大変だという前評判を聞いており、乗船する前は不安もありましたが、仲間と一致団結していろんなことに挑戦することができたのは有意義な体験でしたし、様々な方のサポートのおかげもあって、大変だと感じるまもなく、楽しい時間を過ごすことができました。乗船する前は、自分の感じたことを表に出すのはあまり得意ではありませんでしたが、「とうかい号」での経験を通じて、自分の中で、何かが変わったと感じています。家族や職場の人に、変わった自分の姿を見てもらい、「とうかい号」を通じて学んだことを伝えていきたいと思います。

一般乗船者川淵さん

とても楽しく過ごすことができ、こういった機会を与えてくれた家族や職場の人たち、JCの人たちには感謝しています。船内での活動をともにしたチームは、当事者意識を持ったメンバーに恵まれ、事業にも積極的に、楽しみながら参加することができました。一生懸命取り組んだ分、賞をとれなかったのは悔しかったですが、いい経験ができました。

一般乗船者五十畑さん

乗船して2日目までは、緊張して自分の意見をうまくいうことができなかったのですが、メンバーが積極的に話しかけてくれたおかげもあって、3日目には自分の殻を破ることができました。勢いあまって、別のチームの掛声を言ってしまい、スパイだといじられたこともありますが、チームメンバーとの仲は深まりました。フェスティバルでは、真剣に取り組むがゆえにメンバー間で激しくぶつかりあうこともありましたが、そのおかげで優秀賞をとることができました。この経験を、仕事や生活に活かしていきたいです。

一般乗船者出田さん

最初はうまくやっていけるか不安でしたが、「とうかい号」での経験を有意義なものとすることができたと感じています。新しい出会いや皆でひとつのことに挑戦するというような体験は、大人になってからはもう経験することはないだろうと思っていましたが、普段の生活では知り合うことのない多くの人々と知り合い、チームで一丸となって研修やフェスティバルに取り組み、皆で何かを成し遂げるという経験は、普段の生活のなかで経験することはないだろうと思っていた経験そのもので、とても貴重な経験だったと感じています。「とうかい号」で経験したことを、今後の仕事や生活に活かしていきたいです。

第46回JC青年の船「とうかい号」出航式

2019年6月2日(日)12:30より、名古屋港ガーデン埠頭にて、第46回JC青年の船「とうかい号」の出航式が行われました。

出航式は、「とうかい号」に乗船する役員、JC団員、一般乗船者の航海が充実したものとなること、そして旅の安全を祈願して開催され、つどいの広場での式典の後、つどいの広場からぱしふぃっくびいなすまでパレードを行います。

式典中の様

一般社団法人小牧青年会議所では、本年度乗船される4名の一般乗船者と蛯原副理事長を激励すべく、多くのメンバーで出航式に参加させていただきました。

ぱしふぃっくびいなすに向けてパレードする一般乗船者の皆様と蛯原副理事長。表情は明るく、やる気に満ち溢れています。

紙テープを投げることで見送りに来た家族や友人、JCメンバーへしばしの別れの挨拶を告げると、ぱしふぃっくびいなすは台北の地へ向けて出航しました。

小牧青年会議所一同、「とうかい号」の航海がすばらしいものとなることを祈念しております。

尾張東6JC2019年度合同事業         SDGsを学ぼう!~持続可能な未来の創造に向けて~

2019年5月30日(木)17:30より、サンプラザシーズンズ(名古屋市名東区藤里町1601番地)の紅梅の間にて、一般社団法人尾張旭青年会議所が主管LOMとなり、「SDGsを学ぼう!~持続可能な未来の創造に向けて~」と題し、尾張東6JC2019年度合同事業が開催されました。

一般社団法人尾張旭青年会議所理事長古橋健一郎君の挨拶、公益社団法人日本青年会議所東海地区愛知ブロック協議会2019年度尾張東エリア担当副会長川村吉秀君の挨拶の後、講師をお引受いただいた公益社団法人半田青年会議所理事長曽根香奈子君、公益社団法人日本青年会議所東海地区愛知ブロック協議会2019年度財政局長小池健太郎君の紹介があり、講師のお二人の進行のもと、SDGsを題材としたカードゲームを通して、SDGsについて学びました。

一般社団法人尾張旭青年会議所理事長古橋健一郎君

愛知ブロック協議会2019年度尾張東エリア担当副会長川村吉秀君

公益社団法人半田青年会議所理事長曽根香奈子君

愛知ブロック協議会2019年度財政局長小池健太郎君

ゲームの実施に先立ち、SDGs(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)について、未来の世代や特定の国・地域の環境・資源等を犠牲にするような開発ではなく、地球上の誰一人として取り残すことなく、経済、環境、社会等のバランスをとりながら、長期的に持続することのできる開発を行える世界を実現することを目的として国連で採択された、2030年までに193の全国連加盟国において達成すべき17の目標がSDGsであるといった旨の説明があり、合同事業を通して、なぜSDGsが必要なのか、SDGsに取り組むことでどういった変化が起こるのかといったことを学んで欲しいという趣旨のお話がありました。

ゲーム開始前の様子

ゲームでは、会場を二つのグループに分け、各グループ内にいくつかチームを設け、それぞれのチームに達成すべき目標が与えられました。また、各チームには、使用するためのコストや条件、使用時の影響等の異なる「開発プロジェクト」の記載されたカードと、プロジェクトを使用する際のコストとなるお金のカードと時間のカードが配布され、各チームは、配布されたプロジェクトのカード、お金のカード、時間のカードを使い、あるいは他のチームと交渉してカードの交換・譲渡等をしながら、各チームに与えられた目標を達成できるようにプロジェクトを実行していきました。

また、プロジェクトを実行すると、「経済」「環境」「社会」の数値が変化するようになっており、その状況の変化はひとつのグループで共有されるため、ひとつのチームがプロジェクトを実行すると、他のチームにも影響が生じるようになっていました。


ゲーム中の様子

ゲーム終了後、グループディスカッションと講義を通して、ゲームが現実の世界をモデルとしていること、様々な価値観(ゲームにおける達成目標)を持つ人々が、各人の達成目標のみを気にして行動していくと経済、環境、社会のバランスがつりあわなくなってしまったり、プレイヤー間での協力がうまくいかずに目標を達成できなかったり、資源を使い尽くして自力ではなにもできなくなったりするけれど、経済、環境、社会のバランスを気にかけ、誰かが声に出して問題提起し、それに感化されたプレイヤーが行動を変え、お互いに協力し合うようになることで、プロジェクトの達成が容易になり、目標を達成することができるチームが増え、経済、環境、社会のバランスのとれた開発活動を継続的に行っていくことができるという、SDGsの基本的な考え方を学ぶことができるようになっていることを教えてもらい、楽しみながらSDGsについて理解を深めることができました。

グループディスカッション中の様子

グループディスカッションと講義の後、質疑応答の時間が設けられ、SDGsに取り組むには何からはじめるとよいのかや、SDGsに取り組むことは中小企業にとってどのようなメリットをもたらすのかといった事柄について質疑応答がなされました。

質問する名和理事

プログラム終了後、講師のお二人に対して謝辞が述べられ、お礼の品が渡されました。

古橋理事長と講師のお二人

合同事業閉会後は、会場をサンプラザシーズンズ瑞雲の間に移し、尾張東6JC2019年度合同事業後の懇親会が行われました。

オープニングアトラクションとして、尾張旭児童合唱団による合唱が披露されました。

オープニングアトラクションの様子

アトラクションに続いて、エリア担当副会長挨拶、主管LOM理事長挨拶があり、その後公益社団法人春日井青年会議所理事長松本俊哉君による乾杯の発声を受けて、尾張東6JCのメンバーがLOMの垣根を越えて交流しました。

公益社団法人春日井青年会議所理事長松本俊哉君

その後、岩倉青年会議所理事長廣中大雄君から中締めの言葉があり、尾張東6JC2019年度合同事業後の懇親会は閉会しました。

岩倉青年会議所理事長廣中大雄君

合同事業を通して、SDGsについて学ぶことができました。

また、尾張東エリアが一枚岩として活動していけるよう、LOMの垣根を越えた交流を行い、青年会議所メンバー同士のつながりを深めることもできました。

一般社団法人小牧青年会議所は、合同事業で得られた学びを活かしてSDGsに取り組むとともに、エリアが展開する事業にしっかりコミットして参ります。